再出発と成功


妻と離婚して一年以上芸者屋に住んでいたが、やがて実家に帰る。
それから再出発を誓い、水戸市へ移り水戸の茨城少年社に勤め、 雑誌の仕事をするようになった。
 
水戸に引っ越した際、雨情は中里つるという女性と知り合い再婚。
つるは雨情の今までの事情を知ってなお、 雨情と一緒にいることを選んだ。
 
仕事をして、再婚しても、詩に関してはうまくいかない日々が続き、 焦りから酒を飲んで涙しているところをつるが慰め、力になり続けた。
雨情は子煩悩ではあったが良い夫ではなかったので 、妻つるに苦労をかけることも多かった。
しかしつるはお金がない生活にも決して文句は言わず 、夜中にたばこを買ってこいと命令されても買いに行くなど 夫に逆らうことはなかった。
 
こうした直向きなつるの愛情と、 雨情の詩作に賭ける強い思いがついに実を結び、 「枯れすすき」という詩が出来上がる。
雨情はこの詩を、中山晋平に曲をつけてもらい「船頭小唄」という名で発表したところ 、大ヒットにつながり、作詞家・野口雨情の名前は一気に全国へと広まった
 
水戸から東京へ引っ越した雨情は、次々とヒット作を生み出す。
雨情は有名になっても決して故郷を忘れることはなく、 偉ぶるようなこともなかった。

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